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2013.10.23

カテゴリー: ハナミズキ通りの家 現場リポート

ハナミズキ通りの家 鋼管杭の施工開始

今日から予定通り、杭工事開始。
Simg_7455

今回の計画地は近隣データにより地層状態があまりよくないことが

わかっていたので、ボーリング調査をして地下の地層の詳しい状態を

確認しました。

結果、地下7mほどのレベルで一度頑丈な地層が確認されましたが、

そのすぐ下に液状化の恐れがある地層が試験結果で出たため、

構造設計を担当した先生と相談の上、コストはUPしますが、

さらに深い地上から10m程度の強固な地層まで何らかの工法で

地盤改良をすることになりました。

あらゆる工法を検討したのですが、結果、通常は地盤がゆるくても

住宅レベルであれば安価な柱状改良といわれる地盤改良方法を

採用し地盤の強度を上げるのですが、今回の計画地はあまりにも

ゆるい地層が深い位置まであったので、この工法は採用せず、

鋼管杭による地盤強化の工法を採用することにしました。

施工状況です。

↓まずは予め決めてある設置位置に杭をセット

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↓徐々に杭を回転させながら先端の羽を利用し打ち込んでいきます。

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↓最初は地盤が軟らかいのでスムーズに入っていきます。

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↓途中で鋼管を連結させるために溶接。

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↓さらに回転させながら地中へ・・・・

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↓管入完了。杭の先端は基礎梁(耐圧盤)の下になるので地表面から

およそ1.2m地中になります。そのため、きちっとその位置に

止まっているかの確認作業中。

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↓これでようやく1本完了。

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この作業をこの現場では合計90本程度打ち込みます。

地盤の状態は、なかなか土地を見ただけではわかりません。

これから土地の購入をご検討されている方は、購入前にまず近隣データを

取り寄せ、その土地の地盤状態を把握してから購入を決めていただくことを

お勧めします。

 

 


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