浅草文化観光センターは、浅草雷門の前に位置する観光案内施設です。
隈研吾氏の設計により、2012年に建てられたもので、建物の構造は鉄骨構造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造で、地上8階・地下1階の建物です。
外壁に木のルーバーが使われていて、和の雰囲気が出ています。
↑近くで見るとこんな感じ
また、浅草の街並みに合うように平屋を積み重ねたようなデザインにしたそうで、施設案内の断面を見るとそれがよくわかります。
施設内の1階には案内ロビーや外貨両替所、2階には観光情報センター、3階には旅行団体支援スペースや事務所と言ったように、階ごとに様々な機能を持ったフロアがありました。
その他の階には会議室や展示スペース、多目的スペースなどもあります。
最上階の8階は展望テラスになっており、喫茶室なども設けてあります。
↑1階から2階を見上げた写真
1階から2階部分は吹き抜けになっており、外壁で使われていたような木ルーバーの天井が印象的な空間でした。
↑2階観光情報センター部分
8階の展望テラスからは浅草の街やスカイツリーが一望できます。
展望テラスは思っていたより狭かったのですが、よく晴れた日にはすごく気持ちのよい場所だろうと思いました。
そして最後に、個人的に1つ気になったのがトイレの扉でした。
トイレの張り紙が無ければ気が付かなそうな壁と一体化した扉がとてもスタイリッシュだと思いました。
担当:小林
カテゴリー: 建築見学ツアー日記・コラム・つぶやき