長い夏ももうすぐ終わり。

あっという間に秋ですね。

秋といえば読書ということで、今月の建築関係おすすめ書籍をご紹介いたします。

最初の本は、先日、朝日新聞の土日特別号でも紹介された象設計集団が著者で、沖縄の名護市庁舎で有名になった設計事務所です。この本自体は、数年前に発売されましたが、一般の方が読んでもとても面白い内容になっています。難しい文章はほとんどなく、写真やイラストで構成されているので読むというより、見るに近いかもしれませんが、建築のすばらしさや楽しさが十分に伝わってくる内容です。名護市庁舎は数年前、実際に見学に行って来ましたが、震えるくらい感動したのを今でも覚えています。（所長の感想）

沖縄の神と人が交信する場所「アサギ」を活かした名護市庁舎、台湾の冬山河親水公園と宜蘭懸庁舎、十勝の氷上ワークショップ…。場所に始まり場所に還る建築を造り続ける、象設計集団33年の全容。 （出版社/著者からの内容紹介）

空間に恋して―象設計集団のいろはカルタ 著者：象設計集団 販売元：工作舎 Amazon.co.jpで詳細を確認する

「現在活躍している建築家の卒業設計を見たい!」という学生の声から生まれた本の第2弾。10人の建築家へのインタビューを通して、彼らが卒業設計で考えていたことと、現在へのつながりを浮き彫りにする。 （「MARC」データベースより）

卒業設計で考えたこと。そしていま〈2〉 販売元：彰国社 Amazon.co.jpで詳細を確認する

世界31ヶ国の100の音楽ホールについて，写真，図面，建築の詳細データを含め一挙に解説．著者は音響設計者の目でホールの建築を観察，可能な限り同じ条件でコンサートを聴き，演奏家や音楽評論家にも取材しまとめた．理論解説もあり建築家や音響専門家にとって貴重な資料・教科書であるとともに，一般音楽愛好家には音楽ホールの格好のガイド． （出版社/著者からの内容紹介）

コンサートホールとオペラハウス 著者：レオ・L.ベラネク,日高 孝之,永田 穂 販売元：シュプリンガー・フェアラーク東京 Amazon.co.jpで詳細を確認する

老朽化やライフスタイルの変化に応じて、既存住宅に手を加えて住み続けるリフォームの需要が増えている。本書は、実際の計画にあたって必要な知識および関連する法規・構造の要点をまとめるとともに、リフォーム特有の注意点や部位別の手法などをイラストを交えてやさしく解説。多様な要望に応じたプランニング事例も掲載。（出版社/著者からの内容紹介）

住宅リフォーム計画 著者：沖田 富美子,井上 恵子,金子 智子 販売元：学芸出版社 Amazon.co.jpで詳細を確認する

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