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今日はS邸の定例打ち合わせ、画家のアトリエの現場打ち合わせに掛け持ちです。

今日は一日、外で打ち合わせ。

朝一番は最近現場が始まったS邸の定例打ち合わせ。

まだ現場は根切り・・・根切りとは基礎工事に伴い土を掘ることをいいます。

設備業者、電気業者の顔合わせもかねた、実施設計図に対する質疑応答が

今日の打ち合わせのメインでした。

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年内に基礎の耐圧コンクリートまで行う予定です。

無事、打合わせが終わり、その足で次の現場へ直行。

次はまもなく完成の画家のアトリエ。

今日はモルタル下地部分に仕上げられる外壁の塗装色のオーナー確認。

いくつかサンプル見本帳を作成し、相談。

最終的には私がこれがいいのではという色に決定しました。

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現場では板金屋さんがモルタル下地以外の外壁仕上げ材となる

ガルバリウム材のスパンドレルを施工中。

早速、ダメだしを指示しました。

ダメだし?とは、わかりやすく言いますときれいに施工出来ていないという事。

ただし、そんなことを頭ごなしに職人さんに言っても、

怒って帰るだけです。

ちゃんと、この部分のこの施工結果ではどうですか?もう少しきれいに

仕上げられますかと、そこは本当に誠実に職人さんに話をします。

結果、即答で、一旦貼り終えた板金をはずし、やり直します。

確かにこれはまずいですね、きちっと確認してるつもりでしたが

申し訳ありませんでしたと言ってくれました。

こうやって文章に書けば数行のことですが、それはそれは大変な

ことです。そういう気持ちをわかったうえでの職人さんとの会話というのは

とても大切だと思っています。

非常に手間のかかる繊細な仕事なので、私も低姿勢で、

宜しくお願いしますと答えました。

建築というものはこういう職人一人一人の力があって初めて

出来るものです。

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外部周りの打ち合わせをして、内部へ移動。

まずは天窓の下に設置するスクリーン生地の検討。

取り寄せた10数種類の生地を、実際に取り付く位置に掲げて、

透過率や、生地の質感などチェック。

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面白いもので、生地によって、驚くほど違いがでました。

こういうときにいつも思うのでが、やはり現場で確認というのが

設計業務の最後の仕事ではと。なかなかこの部分は図面では

書ききれません。

その後、もろもろ現場で気になった点を同行担当スタッフ及び施工業者に伝え

帰社しました。


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