昨年夏前からかかわってきた７階建てビルの耐震補強工事が

ようやく終わりに近づいてきました。

県の補助金制度を利用しての耐震工事ですが、スタートは住宅と同じように

まずは耐震診断から。

その結果を見て、どの程度補強をしなければいけないのかを検討するのが耐震設計。

その結果に基づき、付随する工事と合わせた設計図書をまとめ始めて耐震工事。

しかしながら補助金制度の仕組みは耐震補強設計まではほぼ補助金で

まかなえますが、いざ工事となるとオーナーの持ち出し金が大きいので、

なかなか補強工事まで行かないというのが現状。

今回はオーナーの強い要望から実際に耐震工事を行いました。

（ちなみにビルの耐震補強工事ではさいたま市第１号だそうです・・・）

現場はメインの耐震工事は完了し、今はそれに付随して取り壊した箇所の

復旧工事の真っ最中。

新築ではないため、ビル内に入るテナントさんの都合も考慮して夜間工事やら

土日工事と現場は大変でしたが、まもなく竣工予定です。

↓耐震工事で一度解体した防火戸の再設置状況

↓新たに耐震工事でコンクリート壁を厚くした部分のモルタル補修状況

↓耐震工事に伴い、天井を一部解体したので、その復旧状況

現在、弊社では今回のような大きなビルの耐震補強設計とともに

木造住宅の耐震診断、耐震補強設計を請け負っております。

補助金利用で実質無料にて対応できます。（補助金利用には条件があります。

また建物の図面が在る、無いなどの状況により持ち出し費用がかかる場合があります）

耐震工事においては工事監理までしっかりと対応しておりますので、まずは

お気楽にお問い合わせください。