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2006.4.28

カテゴリー: 日記・コラム・つぶやき

広島平和記念資料館が重要文化財に指定されました。

1_24 広島にある平和記念公園の中心施設として建てられた広島平和記念資料館が、戦後に建てられた建物として初めて重要文化財に指定されました。この建物は故・丹下健三氏の設計です。

丹下健三といわれても、一般の方にはピンと来ないかもしれませんが、お台場のフジテレビ本社ビルや新宿都庁を設計した人といえばわかりやすいかも知れません。

2_16 その他には、代表作として代々木オリンピック国立屋内総合競技場があります。私は、この代々木オリンピック国立屋内総合競技場が、今の日本建築において、最高傑作ではないかと思っています。

建築という世界にも、その時代時代の流行があり、また、デザインだけではなく工法や構造的な新たな挑戦が常に行なわれています。

良い建築、優れた建築というのは、時代を超えても決して古さを感じられず、当時の建築家の強い意志や設計思想、それに懸ける情熱がどの時代においても感じられるものだと思っています。

この建物が戦後に建てられた建築の中で始めて重要文化財として指定されたということは、国がその評価を認めたということです。

建築を創る、設計をする、という行為は凄まじくパワーが必要です。

自分も時代を超えた歴史的に価値のある建築を設計できるよう、日々格闘しています。

広島の平和記念館は高校生の時、修学旅行で一度訪れただけですが、今年の夏に広島に行く予定があるので、是非立ち寄りたいと考えています。


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