研修旅行2日目は別府からのスタートです。

別府といえば、温泉ということで、宿泊したホテルの近くに竹瓦温泉という温泉があります。

そこの温泉は共同温泉ですが、2004年に有形文化財に登録されており、また、2009年にも近代化産業遺産にも認定されています。

次に訪れたのは、大分県の中津市にある風の丘の葬祭場です。

槇文彦氏の作品になります。

隣の風の丘公園のと繋がっており、とても広い敷地にその葬祭場はあります。

煉瓦とRCの杉板型枠の打ち放しが印象的なこの建物は、外からの光の入れ方や、落ち着いた暗さが、とても秀逸に表現されていると感じました。

静かで、穏やかなこの場所は人生の最期を迎える場所として相応しいと思いました。

その次はTOTOミュージアムに行きました。

トイレや水周りの衛生機器でおなじみのTOTOの創立100周年記念事業として2017年に設立されたそうです。

この日は、2階にあるミュージアムの展示部分がお休みの日で、1階のみの見学でした。

ミュージアムではトイレなどの文化や歴史についての展示がなされているようです。

それにしてもこの白く、丸みを帯びた外観フォルムは水周りの衛生機器をイメージさせられます。

建物の中も白を基調とした開放感のある空間でした。

この日は移動距離が長かったので、建築物は多く見ることができませんでしたが、天気も良く、充実した2日目でした。

3日目に続きます。

担当：小林