今日は朝から画家のアトリエの打ち合わせの為、西東京市へ。
前回の打ち合わせで提示した内容に対し、依頼主が細かい要望内容を
まとめてもらい、今日はその確認の為の打ち合わせ。
大きな設計変更は無く、次回で基本設計は完了予定。
スムーズに打ち合わせは完了し、その後電車で渋谷へ移動。
3月22日の所長日記で書いた、公団のコンペの公開2次審査を見学する為。
会場は最近オープンしたばかりの話題の『ヒカリエ』
1次審査で選ばれた10組の応募者が、各々公開プレゼンを行い、
その後の審査員による最終審査も公開で行われました。
4人の審査員がいたのですが、そのうちの一人は建築家、一人は公団関係者。
両社の審査時における発言が、その立場の違いを明確に表しており、
興味深かったです。
最終的に一つの案に絞られつつある時、建築家はその作品の完成後の美しさを
期待し、公団関係者は、メンテナンスの費用や、雨漏り、音の問題などを指摘。
結果は、その案が1等。
これから実施図面作成に向けて今回懸念されたことをクリアー出来ると
期待しての条件付一等ということで・・・という変な〆の言葉がとても印象的でした。
各案ともプレゼン時間は10~15分程度。
この時間で、自分の案をアピールするというのはとても難しいと思いました。
今回見学に行った理由の一つは、皆さんがどんなプレゼンをするのかを
見るということが一番の目的でしたが、非常に勉強になり、また参考に
なりました。
今度はひな壇上に自分が立てるように、頑張りたいと思います。
1等案に選ばれた建築家の方、おめでとうございます。
完成後の作品が、やっぱりこれが1等でよかったと思われるよう、
頑張ってください。
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