基礎の配筋検査が終わり、いよいよコンクリートの打設です。
といっても、今回は基礎の低盤の耐圧盤と呼ばれる部分のみです。
↓決して、コンクリートをわざわざ捨てているのではありません。
通常、先送りモルタルと呼ばれているもので、ポンプ車から圧送で
コンクリートを流し込むパイプの中で詰まるのを防止するため
一番最初にモルタルを一度パイプを通過させます。
このモルタルは構造体としては見ていないので、写真でもわかるとおり、
躯体とは別のところに、簡単に言えば捨てます。
実はこれは結構守られていないことが多く、多くの現場では本来は
入れてはいけない躯体の中に捨ててしまうケースが多いです。
予め、それはダメですよと一言いえば現場サイドはちゃんと言うことを聞いてくれます。
これが監理の大事なところです。
↓次に大事な監理業務。
コンクリートの受け入れ検査。
これは、予め設計図書にコンクリートの様々な規定が明記してあり、
それが基準値どおりのコンクリートになっているかの確認。
看板には色々と数値が明記いてありますが、すべてこの場で第3者機関の
会社が直接1台目のミキサー車からコンクリートを抜きとり、機械を使って
その場で測定します。
この内容がすべて事前の設計図書に示してある数値に当てはまっているかの
チェックです。
このチェックをクリアーして初めて打設開始となります。
↓基礎ピット内の配管工事が完了し、1階スラブの型枠を設置中です。
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