9/21のBLOGで上野にある法隆寺宝物館の見学レポートをUPしましたが
今回は引きつづき、同じ園内にある東京国立博物館のことを書きます。
東京国立博物館の正面入口に建っている風格のある建物が本館になります。
この建物は、1881年に竣工していますが、1923年の関東大震災で大きな被害を受けています。
それにより当時の本館は現存せず、現在の建物は二代目ということになります。
建物自体は洋風のコンクリート造に和風の瓦屋根が乗っていて独特な雰囲気があります。
このような建物のことを「帝冠様式」と言い、東京国立博物館の本館は帝冠様式の代表建築として、重要文化財にも指定されています。
本館入口
中に入るとエントランスホールが吹き抜けになっており豪華な大理石の階段が目の前に現れます。
天窓からの明かりと階段に取り付けられたライトの明かりで、やわらかい空間になっていました。
2階から見た1階エントランスホール
内装の装飾も素晴らしい。
また、本館の展示では日本の美術、工芸、歴史資料などが展示されています。
展示室の部屋数が思っていたよりも多く、展示物を見て回るのに結構かかりました。
今回、色々な日本の歴史資料の展示を見て回りましたが、建物からも日本の歴史を知ることが出来たと思います。
担当:小林
カテゴリー: 建築見学ツアー日記・コラム・つぶやき