鉄骨の原寸検査で、神奈川にある鉄骨工場へ行ってきました。
原寸検査とは、鉄骨の平面の寸法や高さの寸法を実物大で書き、その原寸図が設計図と相違が無いかを確認する検査の事です。
昔は、鉄骨工場の原寸場(床前面が学校の黒板のようになってい場所)で実際のスケールで床に鉄骨図を書いていたらしいのですが、最近ではCAD化が進んでいるのでディスプレーを見ての検査が多いようです。
原寸検査に立ち会うのは初めてだったので、どのようなものかと期待していたのですが、、、、
鉄骨会社の不手際で検査は行われませんでした。。。といいますか、その段取りができていませんでした。
なので検査はまた後日となりました。
このことを所長に報告すると、所長は大激怒。 もちろん私にではなく現場監督さんに。。。ありえないと。
往復3時間以上の場所にある鉄骨工場。。。。
残念でしたが後日行われる検査にもしっかり立ち会っていきたいと思います。
鉄骨の検査は出来ませんでしたが、その日は鉄骨図面の修正を中心とした打合せを行いました。
その時に、鉄骨梁の貫通孔の補強は何を使用するかの話になり、フリードーナツとOSリングという2つの候補が出ました。
はじめはフリードーナツという工法で補強を考えていましたが、OSリングという工法の方が私たちがやりたいことに対応しやすいということでOSリングを使うことになりました。
最初私は開口補強の工法にはどのようなものがあるのか分からなかったのですが、鉄骨工場の方や構造設計担当の先生に種類や特徴などを教えていただき知ることが出来ました。
これからも一つ一つ知識を増やしていきたいです。
担当:小林
カテゴリー: 桜新町の保育園現場リポート