雨の日が続き、足元の悪いなか保育園の配筋検査が行われました。
配筋検査は鉄筋が設計図に基づいて正しく配置されているかを確認する検査です。
検査での主なチェックポイントは鉄筋の数や太さ、配置の間隔やコンクリートのかぶり厚さなどです。
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このような図面を基に確認をしていきます。
今回は、建物の規模が小さい為、柱や梁の種類が少なかったので確認はそれほど大変ではありませんでした。
地中梁の鉄筋はとてもきれいに組まれています。
ところどころに白い円形のようなものが鉄筋に取り付けられていますが、これはスペーサーと言い、コンクリートに必要なかぶり厚さを保つ為のものです。
また、地中梁を筒のようなものが貫通していますが、これは給水管や排水管などを通すためのスリーブです。
コンクリートを打った後に穴は開けられないので事前に配管を通すための穴を確保しておきます。
いくつか構造設計を担当した先生から指摘はありましたが、きれいに鉄筋も組まれていて大きな問題はありませんでした。
地中の基礎部分は建物が完成した後、目に見えない部分になってしまいます。
だからこそ、設計監理者が間違いが無いかを責任を持って確認しなくてはいけないと思いました。
担当:小林
カテゴリー: 桜新町の保育園現場リポート