週末を利用して群馬県高崎市にある群馬音楽センターを見学に行ってきました。
内部は、地下1階・地上2階で構成されており、1,932席あるホールでは音楽コンサートや演劇、講演などの様々な用途で使われています。
この建築物はアメリカの建築家アントニン・レーモンドの設計により昭和36年に完成しており、レーモンドの戦後の大作ともいわれています。
小・中学生のころ、何度かここで交響楽団の演奏や演劇を見に中へ入ったことはありますが、建物正面のガラス張り部分はとても開放的な空間になっており、夜は中の明かりが浮かび上がりとてもきれいです。
また、建物の両側は折板構造になっており、独特な外観になっています。
奥へ進むとギザギザの屋根が見えてきます。
この場所は会議室のようです。その奥に見える高い建物が高崎市役所になります。
音楽センターの南側には別の棟でシンフォニーホールがあります。
ここは平成3年に建設されたもので、基本設計は音楽センターと同じレーモンド設計事務所によるものらしいです。
この建物も音楽センターと同様にコンクリート打ち放しでモダンな印象を受けます。
そして、音楽センターの正面付近に大きい楽器の形をしたものがあります。
これは電話ボックスになっていて中には公衆電話が置かれています。
遊び心があり、コンサートホールならではだと感じました。
担当:小林
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