岡本太郎記念館は、東京・青山にある美術館で、そこはかつて岡本太郎の自宅兼アトリエでした。
この自宅兼アトリエは、ル・コルビュジェの弟子で岡本太郎の友人でもあった坂倉準三の設計により建てられたものです。
外観のブロックを積み上げた壁や凸レンズ形の屋根は、岡本太郎の要望らしいです。
また、正面の外壁には岡本太郎が描く顔と、「TARO」の赤いサインが入っています。
敷地に入るとまず、庭に置かれているたくさんの彫刻が目に入ります。
彫刻を制作している岡本太郎の彫刻もありとてもにぎやかな庭になっています。
館内の企画展示では大阪万博の太陽の塔のミニチュア模型が展示されていて岡本太郎が太陽の塔に込めた思いなどが紹介されていました。
私は、太陽の塔の外観しか見たことがなく、内部の空間を初めて見て、驚きました。
太陽の塔の中は、大きな木が枝分かれしながら上まで伸びており、その枝の上に人間や動物、恐竜だったりが乗っていてとても不思議な空間でした。
当時、実際に太陽の塔の中を見た人はどんな衝撃を受けたのか…
私も実際に見てみたかったです。
企画展示以外にも、岡本太郎が使用していた筆や絵の具、または、多くのデッサンやエスキースなども保管されています。
大阪万博の太陽の塔をはじめ、ありとあらゆる作品が制作されていたこの場所は、とても楽しい場所でした。
担当:小林
カテゴリー: 日記・コラム・つぶやき