板橋の介護施設の基礎耐圧盤コンクリート打設を行いました。
規模が大きいため、今回は半分の範囲です。
まず、打設を始める前に、コンクリートの受け入れ検査を行います。
検査の様子↓
この検査は、国で指定を受けた検査会社が実際に現場に運ばれたコンクリートを抜きとり、事前に提出されたコンクリート配合計画書通りのコンクリートになっているのかをチェックします。
チェック内容は、コンクリートの硬さや、コンクリートに含まれている塩分量、空気量などです。
同時に、鉄の筒にコンクリートを流し込み、検査工場で保管し、数日後、機械でサンプルコンクリートを潰す事により、コンクリートの強度を確認します。
コンクリートは型枠で組まれた箱の中に流し込まれるため、ある一定以上の強度が確保されなければその型枠をばらすことが出来ません。
そのためのテストピース採取もこの検査で行われます。
コンクリートの検査後、問題がなければ打設をしていきます。
この日は天気が悪く、雨が降りだしてしまいましたが、少し降ったらすぐに止んだのでよかったです。
コンクリートは計算により水分量が配合されているため、雨が降ってしまうと水分が増えてしまいます。
それなりの雨じゃない限りは、大した品質低下にはなりませんが、コンクリート打設の日は天候にも気を付けなくてはなりません。
担当:小林
カテゴリー: 板橋の介護施設現場リポート