数ヶ月前より設計依頼を受け、このblogでもなんどかUPをしていましたが

クライアントの了解を得ましたので、『大宮　土手町の家現場リポート』として

正式に今後UPしていきます。

もともと弊社に設計依頼のあった経緯が、建売住宅のような家にはしたくないということがきっかけでした。

何度かの打ち合わせを重ね、ようやく基本設計が固まり、今日はショールームに依頼者家族のみんなで行ってきました。

ショールームではシステムキッチン、ユニットバス、洗面化粧台など、水周りに関する設備を見学。

設計図書に書かれている大きさをまずは体験してもらうことが一番の目的でした。

２家族とも、ショールームの担当者の説明を聞きながら、図面に記載されたサイズ感を確かめてもらいました。

基本設計がFIXされたので、ここから構造設計事務所に図面をおくり、構造的な検討を始めてもらいます。

形状がかなり特殊なので、簡易計算では難しい案件です。

構造的にどうしてもここには柱が必要ですとか、壁が必要ですなど注文が来ることが予想され、

どれだけ当初の基本設計の案に添えるかの専門的な検討に入ります。

住宅設計はクライアントの希望や思い入れがたくさんある為、とても大変な作業になりますが、

やりがいがあります。

今回の住宅は2世帯住宅です。

当たり前ですが、2世帯ということはそれぞれの家族の要望を聞き入れ、設計に反映しなくてはなりません。

感覚として、２件分の家を同時に受け入れているような感じです。

大変ではありますが、依頼を受けた２家族の皆様に喜んでいただける建物を、スタッフ、協力事務所、施工会社ともに力を合わせ、作り上げて行きたいです。

担当：岩瀬