本日は昨年6月に工事を開始した板橋の介護施設の引渡しの日でした。
地上4階、延べ床面積3000㎡を越える建物ですが、振り返るとあっという間です。
とは言え、施工業者さんは工程とコストの面でかなり苦労されたはずです。
その中で工夫をしながら確かな技術を発揮してくれたと思います。
晴天の元で完成した建物を見ると、改めて素晴らしい施工精度だと感じます。
特に外壁のコンクリートとタイル。
コンクリートは打設当初から、じゃんかなどの不良箇所がほとんどなく、
きれいな表情でムラがありません。
そしてタイル。タイルはどうやっても完全な平らに貼ることは難しいものです。
特に日が当たると、ガタガタ具合が露呈してしまいます。
ですがこの建物は、ほとんど気になりませんでした。
コンクリート打設の段階で、施工計画を綿密に練り、工程が無いにも関わらず、
十分養生した成果がでたと思います。
本件に関わらず、終わってみるとどの物件も短く感じるもの。
無事に引渡しを迎える事ができた安堵の気持ちと、大きな寂しさが芽生えます。
敷地向いの公園ではいよいよ桜も満開になり、素晴らしい天気の中で引渡しができました。
これだけ大きな建物の設計監理を任せて頂いたお施主様には感謝の気持ちでいっぱいです。
そして施工業者さんをはじめ、この建物の建設に携わって頂いた皆様、ありがとうございました。
担当:福田
カテゴリー: 板橋の介護施設現場リポート