板橋区内の狭小敷地に木造3階建ての共同住宅。
木造3階建ての共同住宅は、建築基準法により原則、耐火建築物としての性能が求められますが、条件付きで「木3共」と呼ばれる仕様にすることで、準耐火建築物として建設が可能になる緩和があります。
今回は、この緩和を使い、準耐火建築物のアパートメントを設計しました。
メリットとしては今までは3階建ての共同住宅は耐火構造として建てなければいけなかったので軽量鉄骨造や重量鉄骨造で建てられていた共同住宅を、木造で作れるということでコストダウンになります。
ただし、「木3共」と呼ばれる仕様はかなり通常の木造住宅の作り方とは違うので、慣れていないとなかなか難しい設計になります。
配筋検査に行ってきました。
建物の基礎部分の配筋が図面通り正しく配置されているかの確認です。
使用されている鉄筋の種類や配置されている間隔、定着長さ、継ぎ手長さ、コンクリートとのかぶり厚さなどが確認のポイントになってきます。
この後は、外周の型枠を組み、基礎耐圧盤のコンクリート打設になります。
担当:小林
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