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設計から竣工までの流れについて

出会いから竣工までの流れ

ここでは、皆さんが設計事務所に相談をしてから、建物が完成するまでの大まかな流れを説明します。建物の用途や規模によりそれぞれ工期など変わってきますが、当事務所の一般例として参考にしてください。

相談依頼

連絡をいただきましたら直接お会いして、設計条件や、要望、ご予算などをお聞きいたします。その際にはご用意できる範囲で構いませんので、敷地の形状や法的条件などをお持ち下さい。

この打ち合わせは、「建主」と設計事務所との相性を確認し合う大切な時間となります。今後進められる設計業務に対し、お互いの相性が悪ければ必ず良い結果には結びつきません。むしろデザイン性より、建築家の性格や雰囲気が自分たちに合うか、自分たちの要望をちゃんと設計に反映してもらえるかを確認する時間だと考えてください。

岩瀬アトリエ設計事務所への相談は原則として無料で行っています。お気楽にご相談下さい。

基本計画

計画内容に対するご要望を聞き、基本計画図面(S=1/100の平面図、立面図、模型など)をもとに、プレゼンテーションを行います。この間、法令調査及び敷地調査を行います。

設計契約

基本計画に納得した場合、設計・監理契約を結びます。岩瀬アトリエ建築設計事務所では、この段階で仮にお断りしたいといったお客様においては、一律15万円の基本計画料を頂いております。(設計・監理契約にいたった場合は設計・監理料に含まれます。)
また、必要に応じ、地質調査(別途)及び敷地測量(別途)を行います。

基本設計

基本計画を基にご依頼者(建主)とさらに打ち合わせを重ね、仕上げや構造、設備などさらに設計を進めて行きます。また、平行して建築確認申請などの法手続きに必要な設計図面 の作成に取りかかります。

実施設計

工事に必要な設計図書(建築物の詳細、仕様書、建具や家具、構造、給排水衛生設備、電気設備、外構や埴栽設計などの詳細な設計図)を、作成します。

 

見積もり依頼

設計図書が完成しましたら建設業者数社へ見積もりを依頼し、工事金額が妥当なものであるかのチェックを行います。

予算調整(VEの検討)

各業者から提出された見積書の金額が予定工事費をオーバーした場合、仕上げ材の見直しや、施工方法の再検討などを行い、当初予算内に納まるように設計事務所において調整いたします。

建設業者の決定

建主様と建設業者との間で工事請負契約を結びます。設計事務所と建設業者との間では契約は行われません。このことが、次のステップである設計事務所による「工事監理」を、中立な立場で行える最大の理由となります。

工事着手

設計事務所による「工事監理」が開始されます。通常工事が始まれば週1回を基本とした「設計事務所」と「施工業者」との間で「定例打ち合わせ会」を現場にて行い、各施工方法の検討や現場での施工状況をチェックします。そのほかにも必要に応じて、鉄筋の配筋検査や、コンクリート及び鉄骨の品質検査などを直接現場にて確認します。

竣工検査1(各自治体または検査機構)

先に提出された建築確認申請書通り、建物がつくられたかどうか、確認申請を提出した各自治体または検査機構が検査します。この検査が行われ「完了検査済証」が発行されるまで建物は使用できません。

竣工検査2(設計事務所)

建主様の代理者として、また設計者として「設計図書」どおり建物がつくられたか「設計図」をもとに検査します。この時、不適切な場所があれば施工業者に手直しを指示します

建主立会い検査

ご依頼者(建主)本人により、「設計図書」通り建物がつくられたか検査します。この時お気づきのことがあれば設計者を通じて施工業社に手直しの指示をいたします。

建物引渡し     

全ての竣工検査に適合すれば時期を決め、建主様へ完成引渡しを行います。引渡しの際には各機器の取り扱い説明及び引渡し書類の提出が施工業者から行われます。

設計のお問い合わせについて
住宅、マンション、店舗、各種ビルなどの御計画がありましたらお気楽にご相談下さい。