現在、実施図面を作成中の料亭で使われる銘木を探しに
オーナーとともに福島県の只見までいってきました。
只見には、約20年前に今回のオーナーが別の
日本料理店を始めたときからの付き合いの
銘木仕上げ職人がおリ、その方の案内で2日間、みっちり
あらゆる木工所をまわりました。
今回は各個室の床の間に使われる床柱を探すのと、特注テーブルの天板や約5.5mのカウンター席の天板をメインに探しにいきました。
何軒か木工所をまわる中でわかってきたことが、現在は昔と違って、巨木の伐採はほとんど行なわれておらず、また、手に入らないということでした。
正直、これには参りました。
床柱は別として、テーブルやカウンターの天板は定尺寸法を超えたサイズを探していたので、非常に困難を極め、ようやくいいのが見つかったと思えば、途方もなく値段が高い・・・などとにかく大変でした。
しかしながら2日間オーナーとオーナー会社の関係者、知り合いの職人とで時間が許す限り探したおかげで何とか予定していた箇所の銘木を決めることが出来ました。
現地では、今回の訪問がきっかけで、様々な人と知り合うことも出来、なかなか銘木探しに行くような機会もなかったので非常にいい経験をすることが出来たと思います。
今回見つけた銘木を、今度は案内していただいた職人さんがきれいに磨きを掛け保護塗装することで、見事な木目が出てくるはずです。
実際に出来上がるのは年明けになりますが、今からその出来栄えが楽しみです。
只見は今、山菜取りの時期ということで、朝取ってきたという鮮度抜群の山菜をお土産にいただき返って来ました。
全てではありませんが、今回お世話になった方々のHPを下記に紹介します。
旅館 みな川 http://www.tadami-net.com/tadami/minakawa/
星木工 http://www.h3.dion.ne.jp/~mh777/
オグラ木工 きこりの店 http://www.lc-ogura.co.jp/kikori/top01.htm
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カテゴリー: 日記・コラム・つぶやき