先日、東京ガスさん主催の「家庭用燃料電池エネファーム」の工場見学に行ってきました。
場所は、京都駅から在来線で30分ほどの場所にある、パナソニックさんの草津工場。
「エネファーム」とは・・・・簡単に説明すると、天然ガスと水から水素を取り出し、取り出した水素と酸素を化学反応させることで発電+発熱をさせるシステムです。
発電された電気は家庭内で使用し、発熱作用は、お湯を作るのに利用される仕組みになっています。
昨今の温暖化対策としてCO2削減が世界的なテーマとなっている中で、このシステムを使うことで大幅なCO2を削減できるそうです。
当日は、元燃料電池開発責任者の柴田恒雄氏(現在燃料開発事業化プロジェクト顧問)から、エネファームの仕組みや他社製品との比較などについての話を聞き、その後、製作過程を見学しました。
なんと現在、1日製作台数16台。
その作業工程のほとんどが手作業で、製作途中で行われる製品検査が大変時間を要する用でした。
まだまだ普及していないということでこの台数ですが、工場には生産拡大に備え予備スペースがしっかり確保されていました。
工場内は撮影禁止・・・・・当たり前ですが。
見学した生産ラインの一部はもっとも重要な部分ということでロールスクリーンで中が見えないようになっていました。
本格開発開始から苦節10年。今年の5月にようやく販売開始。
現在の課題はなんといっても販売価格。
国から最大140万円の補助金が出ますが(一部自治体からも補助金が出ます)、それを引いても200万弱になるそうで・・・・・・
何年償却などという考え方はまったく検討外で、あくまで地球環境のため、CO2削減のために自らの意思で設置をしたいというお客様が対象とならざるおえない厳しい現実のようです。
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カテゴリー: 日記・コラム・つぶやき