現在進行中の木造の現場が上棟ということで、朝から行ってきました。

何度となく、木造の上棟というのは経験していますが、朝一番の建て方開始から

最後の棟上げまで現場でじっくり見学するのは初めてかもしれません。

通常は、ある程度立ち上がった昼過ぎに現場に行くというのが普通です。

最近、もう一度木造というものを自分なりに勉強し直したいという思いから

一日見学をしました。

今更ですが、正直ものすごく勉強になりました。

参考書を何日も何回も読み込むより、やはり現場ですね。

どういった手順で組み立てていくのか、予想を超えた問題がどのような時に起き

るのか、またその対処方法はどうなのか････ただ一日見ているだけですが物凄く

得るものはありました。

この現場では、土台引きといって、上棟前日に設置される土台の設置工事も見学

しました。

普段は図面で何度も描いている土台の図面が、実際はどのように施工されるのか、

やはり机上の理解と、施工方法まで含めた理解という意味では、まったく違うと

再認識させられたことが多かったです。

現場に出ると、その分他のプロジェクトの仕事が必然的に夜中作業になっていく

のでとても体力的にはきついですが、それでもやはり現場です。

案を構想すること、それを図面化していくこともとても好きですが、やはり現場で

職人さん達とあーだこーだと、ない頭をフル回転させながら作っていくというのは

最高に楽しい事です。

今日の上棟は、無事完了。これから本格的な職人さんたちとの楽しい戦いが

始まります。

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