基礎の型枠が取り払われ、基礎工事完了。
現場では設備業者が、配管の設置工事に入っていました。
今回の建物では、排水管にVP管(塩ビパイプ)を使用しています。
通常、戸建住宅や、今回のようなアパートではVU管(薄肉塩ビパイプ)を使用します。
何が違うのかというと、管の肉厚が違います。
下の写真を見ても分かるとおりVP管はVU管に比べ、倍近い厚みとなっています。
当然ですが、その分耐久性に優れており、将来的な排水管の交換時期が、
通常のVU管より長くなります。
設備に関しては、将来の点検やメンテナンスの容易性を重視し、品格法で
うたっている維持管理等級(専用配管)を「3」で設計しています。
これは、将来、配管を交換するときに建物基礎のコンクリートに打ち
込まれていては交換が出来ない為、外部の配管と接続する部分に
実管スリーブを基礎に打ち込んでおき、その中を配管が通る仕組みにしています。
こうしておけば、将来配管を取り替えるときに、躯体をいじめなくても容易に交換が出来ます。
現在はこの方式がかなり普及してきています。ご自宅を建設中の方は一度、
我が家はどうなっているのか現場で確認したり、設計士さんに聞いてみてください。
↓↓↓人気blogランキングに参加しています。ワンクリックのご協力お願いします。
カテゴリー: 川越アパートメント現場リポート