安藤忠雄氏設計のさくら広場に行ってきました。
さくら広場とは、千葉県の幕張にある社用地を何かの役に立てられないかと松下電器さんが、安藤氏に相談したのをきっかけに計画された公園です。
約一万坪の敷地にはグリッド状にソメイヨシノが505本植えられています。
当然さくらの季節は終わっていましたが、新緑の木々が生い茂り天気も良かったので、気持ちよく散策できました。
公園入口には平屋の管理棟が建っており、管理人のおじさんが笑顔で迎えてくれました。
日曜日にもかかわらず、あまりにも不便な場所にあるため、広大な公園内には数人の来客者しか見当たらずちょっと残念でした。
敷地内には水路がさくらのグリッド間を流れており、斜めの鉄骨柱で構成された休憩室と楕円形のトイレ施設以外は、さくら・桜・サクラ・・・・
公園の奥まで行くと、大きな池と小さな池があり、スロープになっている大きな池の外周を登っていくと、公園全体が見渡せました。
私的な感想としては、桜という天然の樹木があまりにもグリッド状にきちっと植えられている姿が、どうしても創られた公園として強く認識してしまい、そのことが少し違和感を感じました。
また、管理上の問題から仕方のないことではありますが、公園外周をコンクリートブロックの積層でデザインされた塀でしっかり囲まれてしまっているのも残念で、四方八方どこからでも自由に出入りできればよいのになーと、感じてしまいました。
休憩所には、小さなお子さんとお母さんが休んでおり、とっても微笑ましい光景でした。
帰り際、管理人のおじさんに質問しました。
「ここでは、バーベキューとか、花見宴会なんかは駄目なんでしょうねー?」
「そうなんですよー、飲食は禁止なんです・・・・・、すいません・・・・」
「・・・・・・・」
さくら広場のご案内
場所:千葉県習志野市芝園1-5 TEL:047-454-8739
入園料:無料
休園日:毎週月曜日
最寄り駅:JR京葉線 海浜幕張駅より徒歩30分
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カテゴリー: 日記・コラム・つぶやき