以前より何度か基本打ち合わせを行ってきました料亭の新築計画において、
設計・監理契約が締結されました。
今後は、構造、設備、電気など、それぞれの協力事務所と一体となり
設計を進めていくことになります。
協力事務所とは・・・・
通常、設計事務所と看板を掲げて活動している事務所は、主に法規チェック、
建物のデザインすなわち意匠部分を担当し、
構造設計や設備設計、電気設計は協力事務所という形で、
外部のそれを専門として行っている会社に設計事務所から依頼します。
いわゆる設計料といわれる金額にはこの外部委託金額も含まれています。
もう少し細かく説明しますと、
例えば構造設計事務所の場合、実際の構造部分、
判り易くいいますと柱の太さや基礎の形状、壁の厚さなどその建物が
現行法規にのっとり、安全な建物となるための構造計算を行ないます。
耐震偽造で問題になったA氏はこの構造事務所を開設しており、
あの問題を起こしてしまったのです。
次に設備設計とは、
まさにその名の通り、設備に関する計画を行ないます。
給水・給湯・排水の配管計画から、エアコンなどの空調計画を担当します。
最後に電気設計とは、
建物全体の電気容量の計算から、照明計画、防災計画などを行ないます。
建物の実施図面は、意匠を担当する設計事務所が頭となり、この協力事務所と
打ち合わせを重ね、各々の図面がそろって完成となるわけです。
設計契約が結ばれ、いよいよ本格的に設計業務が始まります。
まだ、建設場所等は発表できませんが、打ち合わせ内容は随時このブログで
可能な限りお伝えしていく予定です。
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