コンクリート工場に、試験練りの立会いに行ってきました。
通常、この試験 練りは基礎工事が始まる前に行うのですが
今回は特にコンクリートの色を確認する為に行ったので
この時期となりました。
というのは・・・
今回の建物は、屋根防水を躯体防水仕様にしています。
躯体防水とは、打設時においてコンクリート自体に特殊な液を混入さることで
コンクリートそのものが防水の役目をしてしまう工法です。
今回は、1階から4階までの一部外壁がコンクリート打放シ仕上げになる為、
この特殊液を混入させることでコンクリートの色が変わらないかを確認する必要が
ありました。
今回のような試し練りは、通常、コンクリート工場で行われます。
どこのプラントにも、この試験ができる試験室が備わっています。
試験方法は、現場で打設されるコンクリートの配合と同じ条件で、
コンクリートを練り混ぜ、特殊液を入れた場合と入れない場合の
サンプルをつくり、色の確認を行いました。(もちろん、色の確認はコンクリート
サンプルが固まり、乾燥した状態での確認の為、後日になります。)
おそらく、色の違いはでないと思いますが、事前に確認できることは
全て行うという方針で設計監理をしていますので、今回は施行業者に
試験練りを行うよう指示しました。
写真:計量中
写真:練まぜ状況
写真:特殊液の混入
写真:完成
カテゴリー: 浦和 料亭高砂現場リポート