渋谷で打ち合わせがあったので、その帰りに見学をしてきました。

現在、誰もが快適に使用できる公共トイレを設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」が始まり、東京都渋谷区内の17ヶ所に新しい公共トイレが順次設置されていきます。

今回、そのうちの3ヶ所の公共トイレに行ってみました。

1つ目は、「東三丁目公衆トイレ」
田村奈穂氏が手掛けたもので、鮮やかな朱色が目を引き、はじめは公衆トイレだと思わないかもしれない。
建物の色も相まってピクトサインがかわいい。
道路沿いに建っており、入口の鋭角部分がとても印象的な建物でした。

2つ目は、「恵比寿公園トイレ」
片山正通氏が手掛けた、浮造りのコンクリート打ち放しの壁が組み合わさって出来ているトイレ。
公園の中にある公共トイレですが、この建物なら公園の主役になるくらいの存在感がありました。
トイレの中の壁までも浮造り壁になっており、高級感の感じられる空間では従来の公共トイレのイメージが払拭されるのではないかと思いました。

3つ目は、「神宮通公園トイレ」
安藤忠雄氏が手掛けていて、円形の平面と外壁のアルミの縦格子が特徴的な建物です。
入ってすぐの正面が、多目的トイレになっており、左右で男子トイレと女子トイレに分かれています。
外壁の縦格子により外からの光と風が通るようになっていました。

今回は、3ヶ所しか見に行くことが出来きませんでしたが、どのトイレも今までの公共トイレの悪いイメージが無く、より快適に使用しやすいトイレだったと思いました。

皆さんもトイレ巡り散策をしてみてはどうでしょうか。今までの公共トイレのイメージが覆されるかも！

担当：小林