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杉並 Ⅰ邸 基礎配筋検査

今日は基礎部分の配筋検査を行いました。

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通常、木造住宅の基礎部分はコンクリートで作るため、コンクリートの中の

鉄筋が設計どおり組まれているかの検査です。

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構造設計を担当してもらったK氏も立会いです。

岩瀬アトリエでは、2階建ての木造住宅でも構造計算を外部事務所に

依頼しています。

実はこれは非常に稀なことで、ほとんどの設計事務所では2階建ての

木造住宅規模では外部の構造計算を専門にしている事務所に

構造設計を依頼することはありません。

その大きな理由として、確認申請時に構造計算書を添付する必要が

ないからです。

ただし、建物規模にもよりますが。(ちなみに3階建ての場合は必要です。)

建築基準法上では、構造設計者でなくてもできるような簡易的な計算を

行い、さらにその計算結果を確認申請時に提出する必要はないという

ことになっています。(一般的4号特例と呼ばれています。)

そのため、わざわざお金をかけて外部の構造事務所に構造設計を

依頼しないのです。

岩瀬アトリエでは、たとえ2階建ての住宅だからといって、

簡易計算でいいのか?という疑問から、

構造計算を専門家に依頼し、きちっとした構造計算を

行うようにしています。

当たり前ですが、その分、確実に安全な家が建ちます。

この、確認申請時に構造計算書を提出する必要がないという特例条文は

今改正される方向(なくなる方向)に向かっています。

ただし、姉歯事件をきっかけに大幅な建築基準法改正を行ったことで

建設業界に大混乱を起こし、住宅を含め全ての建物の申請数が激減し、

経済にも大きな影響を与えてしまった経緯があるため、本当に改正される

のか半信半疑ではありますが・・・・

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カテゴリー: 日記・コラム・つぶやき杉並 I邸現場リポート