さいたま市が主催する、救命講習会(無料)に朝から行ってきました。
実は昨年も同様の会に参加する予定で予約を入れていたのですが、
仕事の関係でドタキャン。
今回は行けました。
消防士さんから約3時間、心肺蘇生法・・・・いわゆる人工呼吸の
方法とAEDの使用法などを教わりました。
ますは、心肺蘇生法。
昔は心臓マッサージといっていましたがいまは胸骨圧迫というそうで、
なぜかというと、心臓マッサージ・・・・ということで、心臓をモミモミもむことだと
勘違いする人がいるからだそうだ。笑ってしまったが、本当にそういう理由で
今は心臓マッサージとは言わないそうです。
それから、時代によりその蘇生方法も変わってきているとのこと。
今日教わったのは人工呼吸2回→胸骨圧迫30回。
昔は2回→5回。
人工呼吸の回数より胸骨圧迫のほうが効果があるということが
解ってきたらしい。
ちなみの次に改正されるときにはおそらく人工呼吸はしなくていいという
という指導に変わるのではと言っていました。
今日も、無理に人工呼吸はしなくてもいいから、胸骨圧迫をひたすら
やってくださいと言われました。
その後、AEDの使用方法。
今のところ日本には主に3社のAEDが普及しているそう。
メーカーによっては蓋を開けると自動的に電源が入るのもあるそうですが、
今日練習で使ったのは自分でスイッチを入れるタイプ。
電源を入れて、パットを2箇所貼っつけて、パットの先のコネクターを
本体に接続。これで最後のショックボタン・・・・・ではなかった!
パットを貼ってコネクターを接続をすると、AED側が勝手に心臓の動きを
計測して、電気ショックを与えたほうがいいのかどうか判断してくれる。
あらためて、今回一番勉強になったのは、
そもそも電気ショックを与える=心臓停止状態だから→電気ショックで
止まっていた心臓の動きが復帰ということではないということ。
AEDとは自動体外除細動器の略。
すなわち、心臓が細動・・いわゆる痙攣状態にあるものを電気ショックで
止めるということ。
まれにこの電気ショックで正常に心臓が動くということも
あるそうですが、基本的にはちょっと信じられないがショックにより心臓の
動きを止めるということだそうです。
医療ドラマなどでよく見る電気ショックの映像は、少々誤解を与えている
らしく、その場合もあくまで、痙攣している(心室細動状態)心臓にたいし
それをとめる作業とのこと。決して止まっている心臓の動きを復帰させる
ということではないそうです。
説明を聞きながら思わずへぇ~~と頷いてしまった。
非常に丁寧な説明と、一人一人の実施練習。
3時間はあっという間に終わりました。
やはり実際に体験するというのはいいことです。
皆さんも是非、最寄の消防署や役所が主催する同様の講習会に
参加されることをオススメします。
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カテゴリー: 日記・コラム・つぶやき