敷地は、最寄り駅から徒歩10分ほどの旧川越街道に面する閑静な住宅地。
最寄駅の周辺は大型開発が進み、都心通勤者を対象とした高層分譲マンションが続々と建ち続けている地域です。
オーナーからの要望は、ハウスメーカーや大手建設会社がつくる画一的なデザインの建物では、これからは入居率を維持することは難しいとの考えから、外観デザインやプランニングで他のアパートメントと差別化を図りたいということでした。
結果、最寄り駅から計画地までの距離と地域性を考慮し、ワンルームタイプの一人暮らしではなく若夫婦もしくは+子供一人程度を想定したファミリーを対象とした間取りとし、さらにあらゆる入居希望者のニーズに対応する為、各タイプごとにテーマを決めて、間取りや仕上げ材を全て変えることを提案しました。
賃貸戸数は全9住戸。そのうち3住戸はメゾネットタイプとし、その他はフラットタイプ。
フラットタイプにおいて2階に位置するタイプは、1階から独立した内部階段で2階に上がる形状とし、通常よく見られる共用廊下や階段を設けない、すっきりとしたデザインとしています。
外観は、アクリル系の樹脂塗り材で暖かさを表現し、アクセントとしてガルバリウム鋼板のスパンドレル貼りとすることで、都市的なシャープさを醸し出すことを意図しています。
岩瀬アトリエのHP内の作品集にて詳細写真が見られますので、一度覗いてみてください。
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カテゴリー: 川越アパートメント現場リポート