今日は基礎の配筋検査
そもそも配筋とは・・・・・・・
鉄筋コンクリート工事において設計図どおりに鉄筋を配置することをいい
鉄筋の太さや配置するピッチなどが細かく指示されています。
配筋検査とは、まさに図面どおりに配筋されているかの検査です。
といっても配筋だけの検査ではなく、鉄筋同士がつながっている部分の
重ね継ぎ手の長さや定着長さ、型枠と鉄筋がきちっと決められた寸法だけ
離れているか(これをかぶり厚さといいます)など、チェックするところは
たくさんさんあります。
【工事監理の重要性】
今回のように施工会社と、監理者(設計者)が別の立場で家が作られる場合は
第3者的な立場で検査が出来ますが、建売住宅の多くが施工会社が監理を
兼ねているので、本当に検査が行われているのか、問題がなかったのか、
実際に建物が建ってからでは確認しようがありません。
(もちろんきちっと社内検査を行っている優良工事会社もあると思います。)
そのような意味でも、やはり一生に一度の家を建てる場合は、工事会社と
設計事務所のそれぞれとオーナーが契約し、工事監理を設計事務所に
お願いすることをお勧めします。
通常、設計事務所との契約は『設計契約』と『工事監理契約』がセットとなって
いるのが一般的です。詳しくはこちらをクリック
今日の検査では一部に、かぶり厚さ不足の箇所があり、指摘事項として
指示をしました。
明日は基礎の耐圧盤部分のコンクリート打設です。
打設前に今日の指摘事項が指示通り是正されているかを弊社(監理者)に
おいて確認した後に打設となります。
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