そもそも反射炉とは、金属を溶かす溶解炉のこと。
内部がドーム状になっており、石炭などの燃料を燃やした熱を反射させ、一点に熱を集中させることで高温を実現することから反射炉と呼ばれています。
世界遺産に登録されたとはいえ、当時は大砲を作るために作られたものでした。
平成27年に登録され、TVで何度か外観は観ていましたが
煙突表面の格子+X状のスチールは耐震補強のためにあとから付けられたものとはじめて知りました。
当時は耐熱煉瓦の上に漆喰を塗っていたので白い塔の外観だったそうです。
世界遺産登録をきっかけに、ガイダンスセンターや周辺が綺麗に整備されたようです。
ボランティアのおじさんが無料で説明もしてもらえますし、なかなか予想を反し、おもしろかったです。
担当:岩瀬
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