北浦和駅からほど近い北浦和公園の園内に埼玉県立近代美術館があります。
1982年に黒川紀章さんの設計によって建てられました。
この美術館は「MOMAS(モマス)」の愛称で親しまれています。
「MOMAS(モマス)」とは、埼玉県立近代美術館(The Museum of Modern Art, Saitama)の略だそうです。
遠くから見た建物は、格子状になったコンクリートの影響もあり、「角ばった」「四角い」という印象を受けましたが
格子状のコンクリートをくぐると湾曲したガラスの壁が現れ、また違った印象を受けます。
この湾曲したガラスの壁は東京にある新国立美術館のようでもあります。
美術館の展示では、モネ、シャガール、ピカソなどの絵画や彫刻の展示がされていました。
主な作品の解説カードなどもあり、ハガキくらいの大きさで自由に持ち帰れるようになっていて
詳しく作品のことも知れて記念にもなります。
←表 ←裏
↑美術館の屋外展示場の作品
そして美術館の周りを歩いていると
コンクリートの柱のようなものが美術館に突き刺さっているのが見えました。
最初に見た時は驚きましたが、これも田中米吉さんという方の彫刻の作品とのこと。
建築に作品を組み込むという発想に衝撃を受けました。
担当:小林
カテゴリー: 建築見学ツアー日記・コラム・つぶやき