前回の現場リポートで、基礎の配筋検査模様をお伝えしましたが、
今日は、その基礎の底部(耐圧部分)のコンクリート打設に立ち会いました。
コンクリートという言葉は多くの方がご存じたと思いますが、
実は構造計算により建物ごとに必要強度があらかじめ決められており、
その強度を満たすための配合計画によりコンクリートが作られます。
またその他にも細かく決められた基準があり、
その確認のための検査を
「コンクリート受け入れ検査」
といいいます。
この検査は、国で指定を受けた検査会社が実際に現場に運ばれたコンクリートを
抜きとり、決められた数値の範囲内に適合しているかをチェックします。
チェック内容は、コンクリートの硬さや、コンクリートに含まれている塩分量、
空気量などです。
同時に、鉄の筒にコンクリートを流し込み、検査工場で保管し、
数日後、機械でサンプルコンクリートを潰す事により、コンクリートの
強度を確認します。
コンクリートは型枠で組まれた箱の中に流し込まれるため、ある一定以上の
強度が確保されなければその型枠をばらすことが出来ません。
そのためのテストピース採取もこの検査で行われます。
カテゴリー: 浦和 料亭高砂現場リポート