昨日、朝日新聞を読んでいると思わず目に留まった記事があった。
新宿駅の地下にある小さな喫茶店のオーナーによって書かれた自身のお店についての記事である。
私が独立する前にお世話になっていた設計事務所勤務時代、なぜか新宿経由の現場が多く、その当時現場に行くついでにランチを新宿で済ませ、この店で1杯のコーヒーを飲み、現場に向かっていた懐かしい店である。
記事の内容は、「ベルク」のような小さな個人経営のお店こそ、大手チェーン店には出来ないサービスがあるといった内容だった。
私の記憶でも確かに文面どおり一つ一つのメニューにこだわりがあり、
あ~頑張っているな~という印象を当時確かに感じていた。
喫茶店といってもビールも提供しており、(確か通常の生ビール以外に黒ビールを提供していた)昼は喫茶店、夜はバーといった雰囲気のお店で、メニューもいい具合につまみになるようなこだわりのソーセージなど、一品ものが多かったと記憶する。
現在2代目が頑張っているようですが、テナントからはファッションビルに合わないとの理由から立ち退きを迫られているとのこと。
私はこの店の肩を持つつもりはないが、なぜか大手チェーン店というのが苦手で
「ベルク」のような個人経営の、かつ個性的なお店をこよなく愛す傾向がある。
店の雰囲気も決して悪いわけではないし、いつも繁盛していた状況からファッションビルに合わないから出て行けとはまったく理解できない。
この店は駅地下にあり、少し奥まったところにあり
まったくファッションビルとは関係ないと思われる。
詳しい理由は不明だが、よく通っていた当時から6~7年も経過していながら未だに記憶に残っているということは確かにそこには何かがあったのだろう。
オーナーの頑張りが、自然と客に通じていたのだろう。
頑張って欲しい。
今度新宿に行った際には、是非こだわりのソーセージをつまみに、黒ビールで一杯やろうと決めた。
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カテゴリー: 日記・コラム・つぶやき