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2012.7.29

カテゴリー: 日記・コラム・つぶやき

別荘増築計画の工事打合せに行ってきました

多摩川上流の岸壁に、この別荘は建っているのですが、

少しは涼しいかなと期待して現場に行ったところ、強い日差しで川の水が

蒸発して、すごい湿気状態でした。

オーナー曰く、年に一週間くらいは、こういう状態になるそうです。

↓デッキの基礎工事完了。大きなウッドデッキができる予定。

Kimg_2363

↓造作工事も徐々に始まりました。

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↓既存の岩肌を室内にそのまま見せてしまおうという設計となっています。

Kimg_2341

この岩肌を借景に、薪ストーブを設置します。今日は専門業者と現場で打合せ。

ストーブから可燃物(部屋の仕上げ材など)までの離隔距離とか煙突ルートなど

いろいろと検討することがあり、一旦今日の確認事項を持ち帰りこちらでストーブ

の設置位置を再検討することになりました。

薪ストーブ専門の担当者さんとの雑談において、ちょっと発見がありました。

暖炉と薪ストーブの違いについて。

そもそも薪ストーブとは鋳物や鋼板でつくられた、蓋つきのストーブのことをいい、

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それに対し、暖炉とは扉が付いていない、耐熱煉瓦ブロックなどを積み立てて

作ったものをいいます。

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ストーブ屋さん曰く、部屋を暖めるという目的であれば暖炉では無理ですよと。

ストーブは、扉つきなので本体自体が温まり、放熱することで暖房効果が発揮

されるのに対し、暖炉は簡単に言えば、燃えている状態を見て楽しむものだ

そうです。

扉が付いていなくて、空気量の調整ができない為、びっくりするほど薪がすぐに

焼けてしまうということと、暖かい空気はそのまま煙突をとおり外部へ

出されてしまう。

かつ部屋の空気をどんどん吸ってしまうので、暖房効果は期待できない

そうです。

ヨーロッパなどでは暖炉の両サイドに小型送風機をつけて、暖炉内の熱を

室内に送り返すタイプもあるそうで、それはかなり暖房効果としては期待

できるようです。

将来、自邸を設計するときは暖炉を作りたいと思っていたので、もう少し勉強

しないといけませんね。

ちなみにストーブ屋さん曰く、はじめは暖炉として作った後、薪ストーブに

替える人が結構いるそうです。

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