昨日、4回目の基本打ち合わせが行われました。
今回はプランの打ち合わせの他に建物の構造の話をしました。
当初より、構造担当者と建物の規模、用途などを総合的に検討したうえで、
今回は壁式コンクリート構造が一番適切と考えそれにあわせて、
プランニングを進めていましたが、
前回打ち合わせの後、オーナーサイドより連絡があり将来的なことを考慮し、
なるべく内部の間仕切はコンクリートではなく撤去できる雑壁として考えておきたい。
すなわち、鉄骨造にしたほうがいいのでは・・・という旨の
要望?というか質疑があり、それに対する説明を行ないました。
鉄骨のラーメン構造にした場合、確かに大空間は可能ですが、
壁式コンクリート構造に比べ、一定のスパンに柱形及び梁形が
居室内にでてきてしまいます。
また、外壁材もかなり限られたものに限定され、
建物の形状が自ずと決まってしまうというデメリットがあります。
その他、なんといっても鉄骨造では建物そのものが持つ重厚感が
コンクリート造に比べ全く異なり、言葉は悪いですが、
安っぽい感じになってしまいます。
しかし、だからといって、部屋の全ての間仕切りがコンクリートでは、
確かに将来的なリニューアルやテナント貸しなどに対して
対応しづららくなるのも最もな話の為、
現在考えているプランの中で、構造的にどこまでコンクリートの
壁を雑壁として考えられるかを検討し、図面にて説明をしました。
結果として、各部屋を間仕切っていたほとんどの壁は
雑壁として対応できることが確認できたため、
予定通り、壁式コンクリート構造にて納得をして頂きました。
プランについては、大体固まったので、このあたりで一度FIXし、
今後は厨房施設に関する細かい打ち合わせに入っていくことになりました。
かなりの数の個室や宴会場を計画しているので、厨房施設も
それなりに必要となります。
限られた厨房スペースの中で、どのように厨房機器をレイアウトし、
動線を考えるのかを専門業者の意見を取り入れ、検討していくことになりました。
と、同時に外観のデザインの検討に入って行きます。
プランの検討を進めていきながら外観デザインも平行で
検討していましたが、まだまだしっくりこず、
今後じっくりと仕上材などを含め検討して行きます。
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カテゴリー: 日記・コラム・つぶやき