構造計算書の偽装事件を発端に、昨年建築士制度が大幅に改正されました。
建築基準法の改正は昨年6月20日に施行され、今日から新しい建築士法が施行となりました。
改正建築士法の概要
1.設計事務所に所属する建築士及び管理建築士に定期講習の義務づけ
2.建築主に対して設計・工事監理契約前に重要事項について書面の交付と共に説明の義務づけ
3.設計報酬の見直し
4.構造一級建築士、設備一級建築士の創設
5.建築士試験の見直し
などです。
一般の方には、2の重要事項説明の義務づけについて大きく関係してきますので簡単に説明をします。
これは受託の対象となる設計・工事監理業務の内容や設計料の金額、支払条件などを契約前に建築主に対して説明することを義務づけた、消費者保護のための新たに設けられた法です。
今日以降、建築主が設計事務所と設計契約をする場合で、この重要事項説明なく設計契約書にサインを求められた場合は違反行為ですので注意してください。
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カテゴリー: 日記・コラム・つぶやき